買主様の不安を解消
リスクは買主様の不安に繋がり不安は購入意欲を低下させます。
また、リスクはトラブルに繋がり買主様も売主様共に多大な労力を要する事になります。
ここでは、よくあるリスクをお話しさせて頂きます。
越境
お持ちの不動産から隣地へ越境している場合は、売主様だけで対処が可能ですが、隣地からお持ちの不動産に越境されていたら問題です。
よくある越境物は、植物の枝・雨どい・換気扇のフード・外構です。
植物の枝の越境の解消は、隣地所有者にお願いして枝を切ってもらう事です。
私達が販売開始前に隣人と話し合い解消させて頂きます。
雨どい・換気扇のフード・外構は販売開始前に解消する事は現実的に不可能です。
隣地建築物の建替えの際には該当越境を解消する事の念書を隣地所有者と取り交わしておくことです。
もちろんこちらの場合も私達が隣人に説明して念書を作成致します。
私道の権利
私道の場合はお持ちの敷地と私道持ち分を買主様に引き渡す取引が多いです。
私道に持ち分が無いと将来的にその私道を使っての車の出し入れが出来なくなる等の不自由が発生する可能性が有り買主様にとって不安材料になります。
敷地が私道のみに接していて、その私道に持ち分が有る無しでは取引価格に大きな差がでます。
販売開始前に私道持ち分を持っている所有者から1㎡でも所有権を売ってもらう事をお勧めします。
尚、私道でも持ち分なく取引されるのが一般的な物件もあります。
私道の件でもう一つあります。私道持ち分を持っている全所有者から水道配管の掘削の承諾と工事車両の通行の承諾です。
持ち分を持った所有者全員が近くに住んでいていつでも連絡が付くのであれば簡単ですが、遠くに住んでいたり、連絡先が分からなくなっている場合もあります。また、すんなり承諾してもらえない場合もあります。
この承諾もトラブルに繋がりやすいので予め解消した方が良いです。
もちろん、これらのトラブルになりそうな事を未然に防ぐ事は私達の仕事です。
難しい事は全て私達にお任せ下さい。
セットバック
前面道路が4ｍ未満の場合は、建物建築の際に道路の中心線から2ｍのラインまで建築物または物を置かないルールがあります。
買主様からすると使えない所を正確に知りたいところです。
測量代は安くても数万円多い時で数十万します。もちろん売却先が決まるまでは測量をしない方法もありますが売却先が決まったら殆どの場合、買主様から測量して面積を証明するようお願いされます。
そして測量の結果、面積の増減が大きい場合はその差の分だけ売買金額が上下します。
測量をする事が決まっているなら売却活動前に測量して面積を確定した方が買主様も安心です。
売主様ご自身で安い測量士さんを探されても良いですし、弊社が普段からお付き合いしている測量士さんならなるべく安くしてくれますので、弊社に任せて頂いても大丈夫です。
所有者が複数いる場合
所有者が複数いる場合は所有者全員から売買の承諾を得る必要があります。
そして、売買契約時には契約書に全員のサインと押印があります。
この場合は、誰か1人を代表者として他の所有者はその1人に委任する形を取ればスムーズに物事が運びます。
複数の所有者は基本的にはみなさんお知り合いです。
しかし手続きは手間かと思いますので各所有者様に弊社の担当スタッフを紹介して頂ければ後は私達が話を済ませてきます。
お持ちの土地に以前、工場やクリーニング店等の薬品を使う施設が建っていた場合
土壌が汚染されている可能性があります。
お持ちの土地が以前又は現在、そのような用途に使われていた場合には、予め検査をする事をお勧めします。
その検査で、もし問題が発生していれば解消する為の工事費用分だけ安く販売する事になりますが、検査の結果問題無ければ買主様も安心して購入する事ができます。
薬品の検査には検査レベルがありレベルによって検査代が変わります。
まずは、現地を見させて下さい。土地の状況によってなるべく安く済む検査レベルをお勧め致します。
この他、不動産のリスクやトラブルは多種多様化しておりますのでここで伝えきる事は出来ません。
もちろん、弊社にご相談頂ければしっかり調査し改善策を分かりやすく説明させて頂き弊社がお手伝いできる部分はしっかりサポートさせて頂きます。
不動産を高く売却する為には買主様の不安を最大限解消する事です。
大変な事もあるかと思いますが、私達がしっかりサポート致しますので、まずはお気軽にご相談下さい。もちろん相談料無料です。
